スギナで骨粗鬆症対策

スギナの収穫の季節です。

私事ですが4月末に手首を骨折してしまいました。 年齢的にも骨密度の低下が気になります。 現状施術も出来ず、出来ることはリハビリと栄養を摂って早い回復を願うことだけ。

というわけで、久しぶりにスギナのパワーを頼りにすることにしました。  

スギナは天然のケイ素(シリカ)源として非常に優れていて特に骨粗鬆症への自然療法としては理想的なハーブです

トリートメントでは外側からアンチエイジングの目的でハーブスチーマーやハーブマスクで使用することが多いのですが、今回は骨の健康維持目的でハーブティーとして利用します。

自宅の放任状態の畑には、この季節スギナが自由奔放に生えてきます。 私は毎年5月のGWの時期に、このスギナを収穫します。 朝のうちに収穫して風通しの良い場所で干しますとほぼ一日で乾燥してくれます。

骨折の回復と骨粗鬆症予防目的のスギナブレンドを作りました。 骨を「育てる・守る」+ 美肌効果を期待しています。

骨密度が気になる方は是非お試しください。 ドライハーブの1つまみは 親指・人差し指・中指の3本でつまんだ量です。

500ccのポットを目安に。

《ドライハーブを使用》

  • スギナ: 2つまみ
  • ローズヒップ:2つまみ
  • レモンピール:1つまみ(お好みで調整) 

レモンピールの代わりに・・・

バジリコ または スペアミント

スギナに含まれるケイ素の吸収をローズヒップやレモンピールのビタミンCが助けてくれます。

レモンピールの苦みが気になるときは、蜂蜜を少し入れると飲みやすくなります。

レモンピールをバジリコまたはスペアミントにしていただくとスッキリした味わいになります。

カフェインレスですので、どなたにもお勧めできます。

ブレンドは面倒と思われる方は、スギナ単品で飲用していただいても良いでしょう。 スギナの単品では、一般的にスギナ茶として販売されています。

またスギナ茶だけではちょっと飲みにくいと感じる時は、緑茶とスギナ茶のブレンドをお試しください。 緑茶の飲みなれた味がスギナの味をマイルドにしてくれます。

スギナと緑茶を1:1または2:1でブレンドします。 

このブレンドは緑茶のカテキンとスギナのケイ素(シリカ)との相乗効果があります。 骨粗鬆症予防だけでなくカテキンの抗酸化作用により、健康維持・病気予防・アンチエイジング効果が期待できます。 

スギナと緑茶のブレンドは、私の以前からの定番なのですが、最近は飲んでいなかったのです。

そんな時の骨折で、今まさにスギナの収穫時期。 スギナを活用しなくてはという思いになりました。

巷ではスギナは嫌われ者のようですが、庭や身近にスギナが生えていたら自分のための薬草だと思ってぜひ活用していただきたいです。

スギナの主要成分のケイ素(シリカ)には、骨の健康以外にも 〇お肌に潤いとハリを与えてくれる 髪や爪を美しく維持する 〇血管の健康を維持するという効能があります。 そしてたくさんのミネラル成分が含まれています。 スギナ茶として飲むのも良いですが、他のハーブと組み合わせて味の変化を楽しんでいただくと続けやすいのではないかと思います。

多くの方にお勧めしたいスギナですが、飲んではいけない方がいらっしゃいます。 骨が神経に当たって痛みが出ているという方には不向きです。